夜の間にソルトレイク・シティを通過して、3日の朝を迎えても、まだ景色は乾燥した砂地が続いていました。夕暮れ時からもう半日も列車は走り続けているのに・・・ おそるべしアメリカのでっかさ!
人工物があると何か新鮮です。 アムトラックはドンドコドンドコ、ユタ州を横切りネバダ州に入ります。 途中、「リノ Reno」駅で一時停車したのでホームに降りてみました。 リノは、ラスベガスに次いで有名なギャンブルの街。 降りるお客の中にも、カジノに行くっていうおじちゃんたちがいました。 制服を着たノッポのBobは、私が乗った寝台車両のお世話をしてくれたおじさん。 アムトラックにもう34年勤めているとか。 このBob、なぜかずっと私のことを「セレブのヤングレディ」と呼び続け、ダイニングカーに忘れ物をした時も車内放送で 「セレブリティヤングレイディ、モンブランのボールペンを忘れてますよー」 って流してました(爆) でもよかった 「酔っ払いのお嬢さん」って流されなくって。 リノを出ると、シエラネバダ山脈越えが始まります。 こんなところにも街が。 住む人たちはどんな毎日を過ごしているんでしょう。。。 乾燥している土地に針葉樹林が生えていて、独特の風景です。 Lake Taho タホ湖です! 青が深くて美しい。 湖の周囲114キロもあるんだって。。。デカっ タホ湖を超えたらそこはもうカリフォルニア州。 最後のご飯は スパイシー牛飯。 カレーライスみたいで嬉しくて、4日間運動ゼロなのに完食。。。 遅めのお昼ご飯を食べたら、終着駅Emmeryvilleも近いのです。 食事のときの話題の一つに、みんなが過去に乗ったアムトラックがどれだけ遅れたか自慢があって、中には19時間遅れたことある、っていう人も。4時間5時間遅れは当たり前、らしい。 サンフランシスコでKちゃんと約束してるし、今回はどんだけ遅れて到着するのかなあ。。。と心配していたのだけど、なんとほんの50分遅れ。これはもう誤差の範囲なのでしょう。 車内放送は誇らしげに、「ほんのちょっとだけ遅れて到着です」って。 2泊3日運んでくれてありがとう! 終着駅Emmeryvilleでバスに乗り換え、サンフランシスコダウンタウンまで1時間弱。 ベイ・ブリッジを渡ると、向こうには霧のサンフランシスコが♪ フィッシャーマンズワーフで下車。 サンフランシスコ、寒い~~~~ コートを着ている人たちがいるのにびっくり。 熱々のクラムチャウダーはまた今度、ということですぐにタクシーに乗り込み、丘の上にあるKちゃん家に向かいました!
by auge1205
| 2010-08-02 01:32
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